平郡島の猫。


どこいってきたの?
へいぐんとー。
ってこたえたら、
へぶんとー?天国(Heaven)の島?
って聞き間違えられた。
でも、
そうかも?と思った。
私が行く島はどこも天国。


撮影日:2011年8月1日


この日、
西側の集落に泊まった"よそ者"は私だけでした。(東側のことは知らない。)


なので、うろうろ中に島のひとと会うと、
たいてい「どこからきた?」と声をかけられ、
「仙台ですー。」と答えると、
たいてい「えー!そんな遠くからー!?」って言われた後に、
「大変じゃったねぇ。」って言われました。


「ほんと気の毒に思ってたんよー。」


だろうなー、、って思ったのは、
ココの集落も目の前が海だから。


「海、こわいでしょー。」って言ったら、
「ココは(内海だから)津波はないけど、台風がこわい。」って。
「波が屋根越えるんよ。ほんとにこわい。」って。
「来週またくる。台風。」って。


でも島のひとたちは海が好き。
島の目抜き通りには、海側に向いてイスが置いてあって、、、
日が沈むころには、そこで語らいの時間が始まるんです。
すてき。

イスの文化って、実はとても奥深いんですよ。
そこに置いたヒトの秘めた思いとか、ちゃんとあるんですよ。


私が学者だったら研究したかったなー。(言うだけタダ。)