きいろと過ごした10日間。

きいろの旅立ちから1ヶ月、
悲しさが薄れていくにつれて、
きいろと過ごした記憶も薄れていくようで、
まだ覚えてるうちに、
庭猫きいろと過ごした、
最後の10日間を残しておこうと思いつきました。


悲しいお話になりますが、
よろしければお付き合いください。


5月31日、朝、
庭で見かけたきいろが、
動かなくてびっくりしたことから始まりました。


夜、病院から帰宅、庭の小屋に軟禁。

動かない。食べない。その場におもらし。

きーちゃん(´;ω;`)


6月1日、朝、しっぽもついてきた。

きーちゃん、おはよー。

なんとか生きてた(;∀;)
きいろ、薬入りちゅ〜る食べて、水飲んだ。

でも動けない。でも生きててよかった・゜・(つ∀`)・゜・


昼、もいちど病院へ。


夜、
きいろ!?Σ(°▽°)!!

きいろが「ねこのかっこ」してコッチ見てる(;∀;)
この日から始まった、朝と夜の「おくすりちゅ〜る」。

きーちゃん、ちょっと元気になったね。よかったね〜。・゚・(ノ∀`)・゚・。

暗がりの中いろいろさわりまくったところ、
右腕がパンパンに腫れていて、左側のひげがごっそりなくなってた。
きいろ、どんな悪いやつにやられたんだろか。(ハクビシン説が有力。)


ウチの前では2匹が仲良く庭を眺めてた。

きいろがいないことわかるんだろか。


6月2日、朝、おくすりちゅ〜る。

手が届かないところにいたけど、
ちゅ〜るは食べる。ちゅ〜る最強!
きいろ、元気になーれ。


6月3日、朝、おくすりちゅ〜る。

お見舞いちゅ〜る、、

みなさまがた、たくさんのお気遣いありがとうございましたm(_ _)m


朝は時間がないけど、
夜はきいろとの時間を過ごすのが楽しみで( ´艸`)

しっぽさわらせて〜♪

手が届かない奥のほうへ行った時のために、、

必殺、おたま!(`・ω・´)シャキーン

あー!ヽ(´Д`;)ノ


私の声と手に慣れてもらうよう、
たくさん話しかけて、たくさんなでてあげた。


きーちゃん、おはよー。
きーちゃん、おまたせー。
きーちゃん、また明日ねー。


毎回、はじめは怯えてるけど、
そのうちあきらめて、
ゴロゴロ言いながらおなかを許してくれる。

猫のゴロゴロ(音)は、
自己治癒力を高めるって読んだことある。
きーちゃん、いいこだねー
って、声をかけながら、
たくさんなでてあげたら、
たくさんゴロゴロいって、
元気になるかなー?って。



6月4日、朝、おくすりちゅ〜る。


6月5日、夜、おくすりちゅ〜るの後の、、、

きいろ、飼い猫ごっこ

きーちゃん、「飼い猫」は、ニンゲンのひざの上でごろごろいうんだよ?(*´ー`*)


6月6日、夕方、おくすりちゅ〜る。

おなかガシガシしてあげるよー。

思えばこの時、もう下に下りてこられなかったのかも。


6月7日、夜、おくすりちゅーる、、
最後に水を飲ませながら片付けをしていたら、
きいろの動きが止まってることに気づいた。

抱き上げようとしたら、
一度抵抗するも、
もう抵抗できないまま、私のひざの上に。


きいろ、死んじゃうの!?(´;ω;`)


急いで病院へ。

かなり深刻な状況であることを宣告され、
「できる限りの治療」の金額もかなり深刻で、
とりあえず一晩の入院をお願いしてきて、、、
保温室で「きーちゃんまたね」となでてあげたら、

ぐったりしたまま目だけ私に向けたきいろ、

私が会えたのはこれが最後となりました。


また、、、
元気になると思ってたんだけどなー。


いろいろな事情により、
きいろをウチの中で面倒みることはできないのと、
その病状から安楽死を決断しないといけなかったのは確かで、
次の休みの日に私の腕の中で…って覚悟決めた時のことでした。


きいろは、
元気な時は近づくと逃げるくせに、
瀕死の時は、ウチの玄関先で全力でアピる猫でした(笑)


2013年、瀕死初アピール時、
もうダメかと思って病院に預けたら、
手術、去勢手術をしてもらえた上に、
はるまきというふざけた名前と、
白血病キャリアであるという診断、
そして元気な姿で帰してもらえました。


最後はその時の先生が、
看取ってくれたんだそうです。


火葬の前に、
ピンクの首輪をつけてあげて、

うちの猫として送り出しました。


のら出身きーちゃんは、

自分からうちの庭を選んでくれたけど、

しあわせだったかなー。


さわられるのイヤだったのに、
私にムリヤリさわられまくったりして、

めーわくじゃなかったかなー。


うちの猫たちと仲良かったのに、

夜はひとりぼっち、、、

淋しくなかったのかなー。


きいろが何を思っていたのか、
私にはわからないけど、
時間が経った今、
フシギに思ってることがあります。


あの瀕死の状態から持ち直して、
一緒に過ごした最後の7日間は、
キセキだったんじゃないだろかと。


ほんとはあのとき旅立ってもおかしくなかったのに、
まるで私との時間を過ごすために、
生きていてくれたみたい。


きいろが神さまにお願いしたのかなー。
もっとなでてほしかったのかなー。


きいろの旅立ちはとても悲しいことですが、
最後の7日間、
きいろと濃密な時間を過ごせた思い出は、
私の最高の宝物となりました。


きーちゃん、
たまにでいいから、
いつもの庭にもどってきて、

みーちゃんたちと遊んであげてね(*´ー`*)


きいろをかわいがってくださったみなさま、
本当に本当にありがとうございました。


お空の上でも人見知りしてそうなきいろにかわって、
みーちゃんが、、、

御礼申し上げます( ´艸`)


きいろ、ありがとー。


おしまい。


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