尾道の猫。

坂を歩いていたら、突然現れた親切なカメラおじさんにナンパされました。
たぶんイッチョマエにカメラを肩からさげて歩いてたから
「結構撮るヒト」に見えたんだと思います。(違うのに。)
そんな若い(若い??)写真愛好家にウンチクを教えてあげたかったんだと思います。
おじさん流の「尾道を撮るには…」を聞かされつつ、
2時間ばかし、歩きながら撮り方を教えてもらいました。
そしてこの猫さんを見つけた時のこと…。
「おじさん、待って。この猫撮りたい。」と言って、、、

こんな写真や、、

こんな写真を撮ってニヤニヤしていたら、
「今のダメ。」
え!?いきなりダメだしですか??
「今の、後ろに木材が入ってるでしょ。そういうのよくないの。」
と言って、私のカメラを動かし、
「ほら、ココから撮ってみな。この花入れて。」

おぉぉぉ!なるほど。
おじさん、確かにキレイだ。しかも心なしか猫さんも嬉しそう。
「または、コッチから…」

おぉぉぉ!コレもキレイ。
でもピントが色鮮やかな花に合っちゃって、猫がボケちゃうよ、おじさん。
「どれどれ、貸してみ。」

わーお。
おじさんが撮ると、ピントが猫にピッタリ。
どーして?(-_-)カメラもヒトを見るの?


撮影日:2008年3月8日