福江島。


撮影日:2009年3月12日


下五島福江島から上五島中通島へ移動の日は、
朝からものすごい大嵐でした。
こうなることは前夜からわかっていたので、
早朝6時から各船会社へ電話で問い合わせをしてみました。
どの船もほぼ全滅な中、中通島へ行く大きなフェリーだけは出るみたい。
…って聞いても全然嬉しくありません(-_-)
出たとしても揺れるだろし、雷注意報とかも出てるし、絶対乗りたくないーーー!!
でも、、、
旅に出てる間の貴重な時間、、、何もせずに過ぎていかれたら
たぶん相当後悔すると思ったので頑張って前に進むことにしました。一世一代の大決心です。


ターミナルにて。
たくさんお世話になった観光協会の方々にご挨拶に出向いたつもりが、
たぶん相当死にそうな顔してたんだと思います。心配してくれました。
「またね」とかの挨拶が全然できずに、
「がんばって!」「大丈夫だから!!」って言葉で送り出されました。
乗船時はもう大泣き状態で、船員さん、驚いてました。「お、大人だよね?」みたいな(笑)
ところが、船室に落ち着いて、船の外の福江の景色を眺めていたら、
今度は島を離れるのが淋しくて淋しくて大泣きでした。
考えてみたら、私、『別れ』には相当弱いのです。
ひとつの島に3泊はちょっと滞在しすぎたな、と思いました。
福江、イイ島(・_・、)民宿さんに置いてきたさんきぅカードにまた会えますように…。


中通島、、、
相当揺れましたが、何事もなかったかのように、船到着。
着いてすぐ、今日の民宿さんに「着きましたー!」の連絡をいれると、
すごく喜んでくれて、、、なんだか『新しい出会い』が見えた気がしました。


余談なんですが、
欠航による足止めのお客さんとお宿のおばあちゃんの会話が聞こえました。
客「船、どれもダメで…」
おばあ「太古(←私が乗ってきたやつ。)は動いたみたいよ…?」
客「ああ、でも降りたのは荷物だけだったって」
おばあ「いやあ、ヒトも…」
客「いや、ヒトはおらんかったって」
おばあ「えー、だって、、、」


おばあちゃん、頑張って!
じゃないと、私、『荷物』になっちゃう!(笑)